フラペの富士ヒルブロンズクライマー

ロードバイクを始めて富士ヒルクライムのブロンズを獲得

自転車に没頭する日々

2018年

いよいよ季節は

秋から冬に変わってゆく

 

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友達のダイエット走

 

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瑞牆山


冬はロードバイク乗りには

寒く厳しい季節だが

富士ヒルブロンズへの

思いが溢れまくっていて

寒さは全く障害にならず

自転車漬けの日々が続く!

 

本気中の本気モード!!

 

自転車(正確には富士ヒルブロンズ)に

没頭する日々を送っていた。

 

日々のトレーニングに加え

ロングライドは瑞牆山奥多摩湖へ!

 

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瑞牆山登山口

 

いずれも1日で獲得標高2500mレベルで

TSS(トレーニング・ストレス・スコア)

450オーバーの負荷だ

(1日100TSSが約一日で回復できる数値)

 

パワーメーターのおかげで

L4レベルにターゲットを絞った

レーニングを積むことができ

FTPのパワーが数値で

着実に上がっていくのが確認できたっ

 

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奥多摩湖

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奥多摩湖

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奥多摩湖ログ

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順調に伸びていくFTP


富士ヒルブロンズを獲得するには

パワーウエイトレシオ3.0W/kgが必要!

(でも富士は標高が高く

標高が上がるとパワーが落ちるので

3.5W/kgは必要かも・・)

 

 

そして一年で

一番忙しい年末に突入!

毎月700km~800km走っていた距離が

一気に500km台に落ちてしまった。

でも巻き返す自信はあった。

気持ちは切れていない!!

 

2019年1月1日

日の出前に起床し

早朝トレーニングと初日の出を拝みに

ふるさと公園へ☆

 

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2019年 初日の出 ふるさと公園

 

今年は絶対に

ブロンズを獲る!と

登ってくる朝日に誓い

家に帰ると同時に

書き初めをしたためた

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書き初め

 

この書き初めを自分の部屋に貼り

さらに気を引き締めた

 

冬トレーニングには

アンダーウェア、

半袖ジャージ、

冬用長袖ジャージ、

ウインドブレーカーの

4枚重ねで走りまくった。

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路面凍結により撤退



路面が凍結している日もあったので

同じ坂を10往復するリピート練や

境川自転車競技場で

自転車競技部の高校生らに混じって

トラックコース200周の練習にも

何度か参加させてもらった

 

1周400m×200周=80kmを

ノンストップでL4(190W)負荷で

走り続ける

 

高校生マジでめちゃくちゃ速い!!

(当たり前だけど・・)

 

それでもトレインなしで

何とか2人には勝ったかな(^^;)

 

練習後に

顧問の先生にお礼を言ったら

「走れますね!」と褒めてもらい

素直に嬉しかった。

 

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境川自転車競技

そうして3月を迎え

寒さも幾分和らいできた

富士ヒルまであと3カ月。

勝負は近い。

 

片足パワーメーター導入!!

2018年10月忘れた!

片足パワーメーター導入!!

 

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全ては富士ヒルブロンズのために!

限りある時間を効果的に

レーニングに充てるために

パワーメーターを導入☆

 

パワーメーターとは

自転車のペダルを踏み込む

パワーがリアルタイムにわかる

機材である!!!

 

しかもそれだけではない!!

乗り手のFTP(Functional Threshold Power

 = 乳酸性閾値・1時間持続できるMAXパワー)を

計測することにより

いわゆる戦闘力がわかり

TSS(トレーニング負荷)や

日々のデータの積み重ねにより

CTL(いわゆる体力)

ATL(いわゆる疲労度)

TSB(いわゆる調子)など

様々なデータが数値で出るのだ!!

 

このFTPの数値をベースに

科学的なトレーニングが

パワーメーターに

よって可能になるのです!

 

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上記の表でいうと

ヒルクライムで鍛えるべき

パワーゾーンはL4がメイン!

L4は効果が高い美味しいゾーンだ!

もちろん前後のL3もL5も重要!

 

 

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FTP 186W

当時のFTPは186W 雑魚・・

 

パワーメーター導入前は

これらの要素を全てを

感覚的にやっていたので

負荷が低いのに

レーニングした気になっていたり

負荷をかけすぎて

オーバートレーニングに

なっていたのだ(^^;)

 

すごいぞパワーメーター!!

自転車はデータスポーツなのだ!!

 

パワーメーター導入後は

サイクリングコンピューターの

データはパワー関係のチェックが

メインになりパワーアップしたかどうかも

数値で出てくるので

効率的なトレーニングが

できるようになりました☆

 

さらにペーシングにも超役立つ!

ヒルクライムレースや

長時間のトレーニングなどで

オーバーペースかどうかも

一目瞭然!!

 

閾値ギリギリのパワーを

出し続けるヒルクライムでは

本当に役立ちます!

 

この機材が富士ヒルブロンズ

獲得のために大活躍することになる!

 

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甲府(自宅)から富士山五合目へ

2018年10月7日

友達と自転車ハードモード

レーニングだっ!!

 

行き先は富士山五合目である。

 

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御坂

通常、富士スバルラインを登るときは

クルマで麓の駐車場まで行くのがセオリー。

しかし今回は甲府(自宅)から

富士山五合目へ!!

 

笛吹の農道を越え

御坂の旧道を越え

河口湖を越え

やっと富士北麓駐車場へ。

さぁここから富士スバルライン

登るぞ!!というとき。

 

足が痙った・・・。

 

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スバルライン料金所

何と富士スバルラインという

メインディッシュの前に

足が終わる。

 

独りで来ていたなら

完全に心が折れて

五合目を目指すことなく

帰路につくところだが

(すでに2018年春にチャレンジ失敗済)

今回は友達が一緒なので

胸に装備されている

「男の意地スイッチ」を

バチンと押した!!

 

こうして

男の意地メインスイッチが入り

痙りそうな足と戦いながら

富士スバルラインを黙々と登る。

 

こんなに力の入らない苦しい

そして悔しい

ヒルクライムは2017年の

乗鞍以来だった。

 

どうにか意地で登り切った!

五合目でランチ休憩。

ここで休憩したら

足はかなり復活した。

 

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帰りに河口湖に寄り

ソフトクリームを食べる。

激しい運動をしている分、

普通に食べるより3倍は美味しいっ☆

これだから自転車は

やめられませんなっ!!

 

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そうして無事に帰還。

距離は133km、獲得標高は2769m

消費カロリーは3700kcalという

(体重52kgでフルマラソン

走った場合の消費カロリーでさえ2800kcal)

 

超ハードメニューでだった!!

 

さらにこのライドでは

ペース配分で大ミスをしていた

 

序盤元気なうちに御坂峠で

かなりパワーオーバーしていた。

 

パワーオーバーが把握できたら・・

 

この4日後

ある機材を新規投入する。

 

この機材が自転車のトレーニングを

根本から変えてしまうことになる!!!

 

甲府から自転車で佐渡島へ 4・5日目 完結編

甲府から自転車で佐渡島へ 4日目と5日目

 

自転車を組み立てて

朝5時に4日目の出発!

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早朝宿を出発!

昨夜見た

大野亀の存在感に感動し

もっとしっかり見たい!と思い

早朝にルートを戻ってでも

大野亀に立ち寄ることに。

 

 

天気は良さそうだ☆

陽が昇る前の

紫色の海や道路が美しい。

 

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早朝の大野亀

 

やはり陽が昇る前なので薄暗い。

これで朝日が照らされたら

美しいんだろうなぁ・・

じっくり朝日を待ちたかったが

夕方4時出港の船に絶対に

遅れる訳には行かないので

仕方なく出発する。

 

佐渡の北東は特に何もなく

ひたすら海岸線を走る。

しかし天気が良いので

本当に気持ちがいい。

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両津港

 

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そして

とにかくひたすら走るっ!

予定より早く

午後1時頃には小木港に到着。

これで佐渡を1周してきた!!

 

これで一安心。

 

小木港の定食屋で昼食をとり

3日目に行かなかった

矢島と宿根木をゆっくり

観光することに。

 

矢島は「たらい舟」が有名

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矢島

 

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宿根木


宿根木は江戸時代に栄えた造船の集落。

かなり狭いエリアに所狭しと独特な

住宅が密集している。

今でも実際に暮らしている方がいる。

資料館で復元した船を見学した☆

 

 

こうして小木港に戻り

お土産を購入・郵送し

船に乗船した☆

 

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小木港

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バイバイ佐渡島


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4日目

再び直江津に泊まり4日目が終了☆


こうして翌日の5日目に

新幹線・小海線・中央線と

乗り継いで帰宅し(電車は速い!!)

4泊5日の佐渡自転車の旅は

全行程無事に終了したっ!!

 

今回の旅は

安全に走り抜くの事に全力だったので

時間もなく観光はじっくりできなかったけど

道のりや景色はしっかり心に焼き付き

走った苦労はカラダに刻み込まれています☆

やはりクルマや電車で行くのとは違い

自転車ならではの旅の楽しさがありました

(時間はかかるけど^^;)

 

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4泊5日の佐渡自転車の旅

簡単な動画はこちらですっ

 

www.youtube.com

 

もっといろんな所に

自転車旅に行きたい!

というのが本音☆

 

そして富士ヒルブロンズに向け

次のハードトレーニングが始まる・・。

 

 

甲府から自転車で佐渡島へ 3日目 後編

3日目に立ち寄った真野御陵も

もっとゆっくりしたかったけど

今日は特に時間がない!!

 

夜7時までに二ツ亀へっ!

 

急いでドリンクを補充して出発!!

 

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七浦海岸

そして

七浦海岸の岩や数々の名勝を

眺めながら走る。

 

本当は佐渡で一番楽しみにしていた

佐渡金山の観光も時間の都合で

行けず・・。本当に本当に残念。

金山の穴にもぐりたかった・・!!

次こそは必ず!!と

思いながらその悔しさを

ペダルを回すパワーに変える。

 

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また所々で海岸線の

珍しい名所を見ていると

「どこから来たの??」と

よく話しかけられた。

が、みんな山梨を

よく知らなかった(^^;)

 

 

時刻はもう夕方4時になろうとしていた。

出発して4時間も経過しているのに

半分の60kmしか進んでいない。

ゴールの二ツ亀までは

残り3時間で60kmも残している!!

 

そんなに寄り道してはいないのだが

珍しい景色を見つけると

やはりペースが落ちていたのと

佐渡の海岸線は意外と

アップダウンがあった。

 

事前に調べてはいたものの

細かい起伏も数が重なると

それなりの獲得標高があった。

 

さらにここから先は

民家もほとんどなく

陽が暮れると真っ暗になる

海岸線が続くという・・。

ちょっと怖いな(^^;)

 

そこからは本当にペースアップ!

ヒルクライムで鍛えた足で

フルパワーでペダルを漕ぐ。

 

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Z坂

 

すると佐渡名物のZ坂が見えてきた。

遠目でみるとスゴイ激坂だが

いざ登ってみると

噂ほどではなかった☆

 

そして登った丘から

ちょうど海が真っ赤に染まる

美しい夕焼けが見えた。

 

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夕日を背中に浴びながら

走り続ける。

 

すると大野亀が姿を現す。

雄大で圧倒的な存在感の大野亀。

写真では全く伝わらないが

本当に圧倒されて感動するレベル。

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大野亀

 

残念ながら

陽が暮れかけてしまったので

翌朝コースを戻ってでも

再び大野亀に来ようと思った。

 

大野亀を過ぎて

しばらく走ると

もう辺りは真っ暗!

 

 

自転車のライトだけが頼り。

ガードレールのない道もあり

危ないので少しペースダウン。

 

夜7時前。

 

やっと3日目のゴール

二ツ亀の宿に到着。

時間がない中

何とか120kmを走り抜いた。

獲得標高は1335mあった。

 

実は到着前に宿から電話があった。

到着が遅いので心配してくれたのだ。

ご心配お掛けしましたっ

 

急いで自転車をバラシ

何とか美味しい夕食に

ありつけました☆

 

夕食の時間ホテルの支配人や

従業員が興味を持って

話しかけてきてくれました。

 

やはり山梨のことは

よく知らない・・そりゃそうか。

 

こちらも佐渡の人々の

生活の様子や娯楽などの話を聞いた。

 

翌朝は朝食も用意してくれるのだが

明日は船の時間に

絶対に遅れることはできないので

(早朝5時出発予定)朝食は断って

宿で売っていたパンなどを

買っておいた。

 

明日に備えて洗濯や充電をして

風呂に入りすぐに就寝する。

 

部屋からは薄暗い月明かりに

照らされた黒い海が見えた。

 

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4日目に続く。

 

甲府から自転車で佐渡島へ 3日目 前編

3日目

いよいよ佐渡島へ!

 

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直江津港小木港を運行する佐渡汽船「あかね」

 

朝8時前に宿をチェックアウト。

 

昨夜から降り続けた雨は

一旦あがり曇っている。

手際よく自転車を組み立てる。

 

佐渡汽船がフェリーを

出している直江津港へ向かった。

チケット売り場で

予約していたチケットを引き換える。

乗船まではまだ時間があるので

お土産を物色。

 

時間になり

自転車は一番先に乗船開始!

 

船員さんは自転車が

倒れたり傷が付かないように

毛布やロープを使って

丁寧に固定してくれるのだ☆

 

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自転車を丁寧に固定してくれる

 

座席はどうせならと

一等席にしておいたっ!

プチセレブ感を満喫。

 

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1等席エリア

 

全席指定で一番前だ☆

豪華なシートで快適!

 

出港は9時30分。

佐渡島小木港には

11時10分着の

約1時間40分の船旅。

 

まずは佐渡汽船名物という

カレーを食す!

これはコクがあり

本当に美味しかった!

 

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佐渡汽船のカレー

そして船の後部で景色を楽しむ。

空は晴れ間も見える

これは佐渡も晴れかなぁ・・

と思いを馳せる。

 

 

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青空が広がっている

そして

いよいよ佐渡島に到着!

 

・・豪雨だった。

 

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いよいよ佐渡

 

すぐにでも出発したかったが

あまりの土砂降りに躊躇し

雨が弱くなるのを少し待つことにする。

 

その時間でお土産売り場を物色し

お土産を購入して甲府へ郵送した!

 

30分が経過し

雨が少し弱くなってきたので

12時前に出発!

 

今から佐渡島の南を経由して

最北端の二ツ亀まで120kmを走る予定。

走るだけなら全く問題がないが

いろいろ見たいのであまり時間がない(^^;)

 

さらに今夜の宿で食事が

提供されるタイムリミットが

夜7時なのだ!!

絶対に美味しい料理が食べたい!!

急いでペダルを回す!

 

水たまりの水を

弾き飛ばしながら走り出す。

初めての佐渡島

 

やはり本土とは何か空気が違う。

時間の流れもゆっくりに思える。

道行く人がせかせかしていない。

 

これが佐渡なんだなと

勝手にわかったような感じで

走り続ける。

 

矢島に寄った。

たらい舟に乗れる名所。

でもすぐに出発。

 

序盤に寄りたかった

宿根木(造船の村)は走り抜けて

最終日に回ることにする。

 

するとここで

雨が上がってきたので雨具を脱いだ。

雨具は風を通さないので

脱いだら一気に風が全身を通り抜ける感じだ。

海岸線の風が気持ちいい。

 

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美しい海岸線

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このまま佐渡の南端を抜けて

北上しようとした時・・

 

通行止めの箇所が!!

 

仕方なく指示通り

迂回ルートに回るが

そこは山だった。

 

ええいっ!

ヒルクライムでも何でもこいっ!!

 

海岸線を走りたかったのに

なぜか坂道を登っている(^^;)

旅はわからないものだ。

さらに意外と登っていた。

 

おかげで迂回路を山を抜けるのに

40分くらいかかってしまった。

 

迂回路を抜け国道に出る。

国道は交通量が少なく

意外と走りやすかった。

 

ここで

どうしても行きたかった

真野御陵に立ち寄る。

かなりマニアックな場所だ。

 

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真野御陵は

順徳天皇が火葬・埋葬された場所。

(ご遺骨は京都へ移されるまではここに埋葬)

 

順徳天皇は1221年の

承久の乱で北条氏に破れ

佐渡島流しにされて

この地で火葬埋葬されたらしい。

後の天皇島流し・・

いや天皇だからこそ島流しなのか。

 

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宮内庁の管轄

 

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ところで

ぶっちゃけ言うと順徳天皇

そんなによく知らないし

興味がないのだが

幕末にこの地を訪れた

吉田松陰が大好きなのだ。

(ここにその石碑があるのです)

 

 

吉田松陰といえば

幕末の思想家。

昨日、川中島古戦場銅像にあった

佐久間象山の弟子。

実行力と知的好奇心の塊。

 

何せあのペリー来航の

黒船に密航を企て

実行したのだから(^^;)

 

「日本は眠りすぎた!

外国へ行って学び、強くならなければ

日本は異国の植民地にされてしまう!」と考えて

ペリーにアメリカへ連れて行ってくれと

直談判したのだからガチで半端ない!

 

熱すぎますって松陰先生!

 

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吉田松陰宮部鼎蔵の詞碑

ちなみに

吉田松陰宮部鼎蔵

佐渡に来たのはペリー来航の

前の出来事ですが

世界を知るために

自らの足で日本中を見て回る途中で

佐渡にまで立ち寄っていたのだ☆

 

そこで尊い天皇がこの地で

果てたことに拝み泣いたという。

そして順徳天皇を思った

詩をしたためたのだ。

 

観光案内の方に話を伺うと

その松陰先生の詩を後世に残したいために

私財で詩碑を建てたそうです。

 

さらに吉田松陰先生が

後日書いた「東北遊日記」には

本土から見える佐渡へ実際に渡ってみて

日本の造船技術の未熟さに

相当の危機を抱いたとか。

異国の船はたやすく日本へと

やってくるのに!と。

 

松陰先生すみません

私は佐渡汽船でやってきました

とても快適でした(^^;)

 

そんな松蔭先生の史跡に

実際に触れることができ

佐渡の景色だけではない

重いものも感じられた。

 

3日目 後編へ続く。

甲府から自転車で佐渡島へ 2日目

2018年9月16日(日)

甲府から自転車で佐渡島へ 2日目

 

2日目の行程は

長野県上田市から

新潟県直江津まで!

 

今日は昨日と違って

青空が広がっている!

最高のサイクリング日和だ。

 

朝、上田駅周りを散歩。

真田幸村像があった。

昨夜は暗くて

気がつかなかった(^^;)

 

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真田幸村

朝食を済まし

宿をチェックアウトして

自転車を組み立てる。

 

さぁ出発!

朝のひんやりした風が気持ちいい。

 

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サイクリング日和

ここで名勝「鼻岩」を観光。

千曲川の浸食でできた岩だとか。

凄い迫力!

 

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鼻岩 でっかい!

そして千曲川サイクリングロードへ。

このサイクリングロードは

めちゃくちゃ綺麗で走りやすい。

 

地元のサイクリングロードも

これぐらい整備してくれたら

嬉しいなぁ・・と思いながら

軽快に走る。

 

そしてトレーニングをしている

サイクリストもいっぱい!

テンションが上がる(^^)

 

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千曲川サイクリングロード

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長野市に入り

川中島古戦場の観光へ。

武田信玄上杉謙信

何度も戦った場所。

 

 

川中島古戦場

最初に目に飛び込んできたのは

武田信玄でもなく

上杉謙信でもない

佐久間像山(幕末の思想家)の銅像!!

 

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佐久間象山の像

 

え?なんでここに佐久間象山!?

と思いすぐ検索。

すると出身が

この地だったそうです。

全く知らなかった(^^;)

 

佐久間象山先生は幕末の偉大な思想家。

幕末の志士に多大な影響を与えました。

・・が、

あまりに先進的な考え(開国論者)であったため

尊皇攘夷の志士に暗殺されてしまいました。

 

志士たちも日本を思っての行動。

佐久間象山も日本を思っての開国論。

 

日本を思う気持ちは同じなのに

方法(考え)が違うということだけで

暗殺されてしまう時代。

それだけに幕末は熱い。

 

その佐久間象山

私の大好きな長州藩吉田松陰先生の

さらに先生。

 

ちなみにこれから向かう

佐渡には吉田松陰先生の足跡があるので

その様子はまた綴ります。

 

武田信玄上杉謙信の像を観光。

 

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武田信玄上杉謙信

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本当はもっとゆっくり見たかったけど

まだまだ直江津まで距離があるので出発。

 

そうして順調に行程が進む。

 

ここである不安がよぎる。

 

そういえば佐渡島って

自転車屋さんほとんどないよな・・

 

パンク対策に

交換用チューブは

2本持っているけど

もしタイヤそのものにダメージを

負ってしまったらアウトだな・・

 

そういう不安を抱えたら

今のうちに対策をしておかないと!

 

すぐにスポーツバイク店が近くにないか検索。

すると、少し戻るけど

「サクラバイクストア」という

スポーツバイクのお店を発見!

こういう時、スマホは本当に便利。

 

こうしてサクラバイクストアで

現在履いているのと同じ

コンチネンタルGRAND PRIX4000を1本購入。

備えあれば憂いなし。

 

これで安心して

再スタートを切る。

 

信州中野付近に来る。

 

ここら辺は冬にスキーに来るときに通る道だ。

まさか自転車で来るとは(^^;)

 

そう思いながら

野尻湖への登り区間へ。

 

ちょうどいい勾配の坂道。

野尻湖に到着し湖畔へ立ち寄り観光。

 

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野尻湖

そこからは下り基調に入る。

 

そうしていよいよ新潟県に突入!

道も開け走りやすい!!

ヘイヘイ絶好調だぜ!!

・・と思ったら

自動車専用道路区間

(有料道路ではない)だった・・

あわてて一般道へ。

 

新潟県にはいると

広々とした

のんびりした風景が続く。

 

巡航速度30kmを超えて

ペダルを回し

ペースをあげていく。

海までもうすぐだ。

 

時刻は夕方。

やっと佐渡島への

船が出ている直江津港

たどり着く。

 

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直江津港

2日目は130kmを走った。

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2日目

ここで明日に備え

また自転車屋さんを検索し

空気入れを貸してもらい

エアを補充。

もちろん買い物をしましたっ☆

 

そこではやり

自転車に大きい荷物を

持っているので聞かれます。

 

「どっから来たの?」

「山梨の甲府です」

「えっ!!?」

これはこの先

佐渡でも何度か

繰り返される会話だ(^^)

 

宿に到着し

恒例の自転車バラシ。

自転車を輪行袋に詰めて

1日目の夜と同じ行動。

 

ただひとつ違うのは

駅前が意外と寂れている・・

港が近いから

海鮮系を食べたかったけど

やっと見つけた定食屋で

食事を済ませ明日に備える。

 

いよいよ明日は

船に乗って佐渡へ上陸だ!

胸が高鳴る。

 

 

3日目に続く。