フラペの富士ヒルブロンズクライマー

ロードバイクを始めて富士ヒルクライムのブロンズを獲得

足首の怪我とロードバイク

すべてはここから始まった。

 

2015年8月1日

今でも鮮明に覚えている

 

ランニングに情熱を燃やし

10km46分までタイムが縮まってきた矢先、

とあるサッカーで右足首を負傷。

足首に電撃が走った。

ただの捻挫だと思ったら距骨軟骨損傷。

 

f:id:pinacopen:20190612174502j:plain

 

右足首の軟骨にダメージを負ってしまった。

若ければ自然治癒するが

残念ながら若くなかった・・。

 

待っても待っても治らなかった。

 

どうしてもまたランニングがしたい!

子供たちや友達と一緒に走りたい!!

頑張る父の背中を見せたい!!

10kmのタイムを縮めたい!!!

 

2016年2月に

一度は手術を断るも整形外科の先生に

きっと治るし、放っておくと将来

どんどん悪くなる可能性があるので

手術を受けなさいと強く勧められ

軟骨再生を促すために距骨穿孔手術、

通称「ドリリング」の手術をする。

軟骨にドリルで穴を開けて出血を促し

繊維軟骨を再生させる手術だ。

 

そして手術は無事に終了。

それから2週間の入院生活。

 

入院中支えてくれた家族

お見舞いに来てくれた友人知人

そして2週間も休ませていただいた

職場の皆さんに本当に本当に感謝です。

 

大部屋にはサッカー部の高校生や

ランニングをやる社会人らがいて

入院生活の2週間は

毎日が学生の修学旅行みたいで

ワイワイ楽しかった☆

 

特にトレランをやっていたAさんは

寝ないで100km以上を走る

UTMF(ウルトラ・トレイルマラソン・マウント・フジ)の

完走者で怪我が治ったら

一緒にトレラン(UTMF)を走ろう!と

熱心に誘ってもらった。

 

治ってもUTMFは無理ッス(^^;)

 

結局その夢は果たせないのだが

治ったらああしよう

こうしようと思いを巡らせていた。

 

そして同部屋のイメケン高校生は

サッカー部で練習中に怪我。

 

当時付き合い始めたばかりの彼女が

お見舞いにきてくれていて

当時結婚10年目の私には

高校生の純粋な恋愛がとても新鮮だった。

 

そして既婚のAさんと一緒に

毎晩のように高校生の恋愛をいじった(^^;)

いじりまくってごめんね

 

 

f:id:pinacopen:20190612174548j:plain

 

 車いすや松葉杖の移動がとても不便だったけど

今となっては良い想い出かも。

  

 

そして退院後、半年以上経過するも

先生の言葉とは裏腹に結局完治はせず

ランニング復帰は絶望的だった。

 

でも治らないものにいつまでも

しがみついても仕方ない。

 

思い切って切り替えよう。

 

そう決意した2016年の秋。

 

走れないなら

自転車でもやるか・・

 

そう思い

ロードバイクを趣味とする友達や同僚に

自転車(クロスバイク)を買って

軽い運動をしようと思うんだけど・・と相談。

そうするとみんなが口を揃えていった。

 

友達「いやロードバイクっしょ!!」

 

私「え!?あのほっそい自転車!?

怖そうだし値段高いし!」

 

それから自分なりに調べて考えた。

そうか!クロスバイクより

ロードバイクのほうがスポーツできるのか!!

じゃあ思い切ってロードにするか!!

・・とあっさりロードバイクに心が傾く。

 

再び友達や同僚に相談して

「アルミのロードバイクにする!」と伝える。

するとまたこんな回答がきた。

 

「アルミ!?

いやいやカーボンのロードバイクっしょ!!」

 

「え!?カーボン!?」

それからまた調べると

アルミのロードバイクに乗ると

かなりの確率でアルミより

軽量のカーボンのロードバイク

乗りたくなるらしい・・(^^;)

 

よしどうせ買うならカーボンか!

ここでカーボンのロードバイク

購入することが決まった。

 

ブランドはPinarelloピナレロ)の

ROKH 2017 赤。

レーシングタイプではなく

グランフォンド(ロングライド向け)タイプ。

 

割と高級なイタリアンバイクだ。

とにかく美しくかっこいい。

 

ショップは自宅から近い

SpringWind230さん。

 

f:id:pinacopen:20190612174610j:plain

 

後にこの自転車が自分の人生を大きく変えるとは

その時は考えもしなかった。