フラペの富士ヒルブロンズクライマー

ロードバイクを始めて富士ヒルクライムのブロンズを獲得

Mt.富士ヒルクライム ブロンズ獲得!!

2019年6月9日(日)

第16回Mt.富士ヒルクライム

いよいよスタート!!

 

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スタート!



富士北麓公園を出発し

計測地点までの約1.3kmが

パレード区間

 

雨の降る中

不安と緊張が入り混じる。

 

沿道で今回DNSの友達が

手を振って応援してくれた☆

「ありがとう!行ってきます!」と

声を出し気合いを入れる。

 

交差点を左折し

いよいよ富士ヒルクライム

24kmの計測スタート!!

目標は1時間30分切りの

ブロンズをゲット!!

 

この瞬間のために

一年間頑張ってきた!!

さぁ行くぞ!!!!!

 

序盤は抑えるのがセオリーだが

今年過去4回の試走では

序盤からペースを上げて走った方が

結果としてタイムが良かった。

 

中盤から終盤に足が残っていても

ヒルクライムではペースを

上げるのは容易ではないからだ。

 

という訳で

序盤からFTP105%くらいの

パワーで力強く踏んだ!!

1年の思いをありったけ込めて!!

 

心拍はずっと180台を刻む。

限界ヨロシクペースだが

お構いなし!!

 

そんな思いはしっかり

タイムに現れた。

 

5km通過の目標タイムは

20分23秒だが

なんと18分38秒!

約2分もリードしている!!

行けると思った!

 

そこで少し前で

接触と落車が発生!!

初心者が多いウェーブではないのだが

雨で視界が悪いのと

集中力を保つのが難しいためか!?

とにかく落車に捲きこまれなくて良かった。

 

順調に進み9km地点に

差し掛かろうとしていた。

この時点でリードは

3分近くに広がっていた。

 

しかし、ここで

両足に違和感が起きる・・。

 

何と両足が

痙りそうになった!

 

えぇええええ!!

嘘でしょ!?

この大事な本番に!!!

 

本当に勘弁して!!お願い!!

一瞬頭が真っ白になり

ガチで泣きそうになる。

 

原因は大会直前の

マッサージ失敗による調整不足か!?

前日の睡眠不足か!?

この雨による寒さなのか!?

ハッキリした原因は不明だが

とにかく一度足を痙ってしまったら

痛みでペダルを回せない。

 

その場合、痙攣を抑えるまで

ストレッチと休憩が必要で

そこからは本来のパワーは出せない。

 

つまり目標のブロンズは

限りなく「ジ・エンド」だ。

 

しかも痙りそうなのは

片足ではない・・・両足だ!!

 

でもここで

真っ白になっている場合ではない!

ここは富士ヒルの本番だぞ!!!

 

何とか冷静さを取り戻し

通常は踵(かかと)を上げて

パワーをかけたペダリングをするのだが

踵を上げるとモロに痙ってしまうので

踵を下げたペダリングにして必死に回す。

パワーではなくケイデンス(回転)で稼ぐのだ。

 

それだけではない

ダンシング(バイクを左右に振る立ちこぎ)も

使えない!!!

ダンシングはパワーがかかる分

足にかかる負担が大きく一発で痙ってしまう。

つまりダンシングができないというとは

ひたすらシッティングで走るしかない。

 

これではひたすら

同じ筋肉に疲労が集中する!!

でもやるしかないのだ!!

 

また足痙り防止には水分補給が欠かせない!!

多めに、そして早めにドリンクを補給をする。

ここである失敗に気がつく・・。

ドリンクが1本しかない!!!

 

出走前に2本用意したドリンクを

雨で暑くもないし

汗がそんなに出ないと思い

1本に減らしていたのだ!!!

 

なんてこったっ!!!

 

このペースで水分補給をしていたら

ゴールまで絶対にドリンクがもたない・・。

 

でも飲むのだ!!

足が痙ってもレースは

終わってしまう。

 

ここである考えを思いつく。

 

そうだ!!給水所だ!

 

10.6km地点の樹海駐車場に

給水所があるじゃないか!!!

約3分もリードしてるのだ!

例え1分間止まってでも

ボトルに水を入れてもらうのだ!!

 

そんな思いを胸に

樹海駐車場を目指して走る。

そして樹海駐車場が見えてきた!!!!

ところが・・

 

・・・・え!?

給水所がない!!!!!

 

絶望である。

あったはずの給水所がない。

(レース後に調べたら去年から

スポンサー撤退により樹海駐車場の

給水所がなくなっていた)

 

無いものは無い。

ここから急遽ドリンク温存作戦に

切り替える。

レースはまだ半分手前なのに

ドリンクはもう半分もない。

スタート前にドリンクを捨てた

自分の決断を呪った・・。

 

だが幸いにも補給用のジェルが

1本だけバックポケットにある!!

これを適切なタイミングで

有効に使うのだ!!

 

試練は続く。

ずっとシッティングで回しているので

ハムストリングの消耗が激しい。

太もものパワーで踏むのではなく

足の付け根を軸にして

太ももをムチのようにしてしならせ

体幹を意識して叩き付けるように踏む!

これは色んな筋肉を動員するために

散々練習してきたペダリングだ。

 

順風満帆だった序盤とは真逆に

中盤以降は足の痙攣、ドリンク不足、

寒さ、疲労との戦いになった。

 

やはりこれだけのマイナス要因。

ペースはガクンと落ちた。

序盤は3分ものリードがあったが

全体の2/3地点となる16km地点では

リードは2分を切ってしまった。

 

でも貯金を使いつつも

何とか足の痙攣を抑えつつ

走れている!!

虎の子の補給用ジェルを

3回に分けにして飲んだ。

 

しかし今日は

さらなる試練が

立ちはだかる・・。

 

20km地点だろうか?

突然、右脳に違和感が現れる。

 

痛みではなくボヤっとした

痺れのような感覚だ。

そして右目の視界が一瞬

ぼんやり白くなったりした。

 

さらにマズイことに右手と右足に痺れが・・。

特に右手が痺れてチカラが入らない。

ボトルさえ掴めないくらい震える。寒い・・。

 

これはガチでヤバイ症状!!

(後から調べたら低体温症の初期症状)

 

標高が上がるにつれ気温がどんどん下がる。

雨に打たれ続けて体力が想像以上に消耗している。

本来ならここでリタイアしても不思議ではない。

でもここは富士ヒル本番!!

しかもゴールまであと約4km!!

 

ざけんな!!!!

 

負けてなるものか!と

心を奮い立たし、必死にペダルを回す。

震える手でボトルを掴み

最後の給水をする!!

ドリンクも尽き

残るは意地と根性のみである。

 

22km地点、奥庭駐車場の

激坂にさしかかる。

相変わらずチカラが入らないが

なんとかクルクル回して登り切る。

 

そして待望の平坦区間に突入。

本来ならダンシングで加速して

タイムを稼ぐ間だが

シッティングで走る。

パワーがかからなくても

20km以上の速度が出る。

 

ペース表とタイムを照らし合わせる。

1分くらいのリードを確認!

(ペースシートは1時間29分ゴール)

このままいけば何とか

ブロンズが獲れるぞ!!

 

ボロボロになりながらも

気持ちを切らさず

そして足を痙らないように

集中して走る。

 

4つ目、最後のトンネルを抜け

最後の坂に入る。

 

あと少しだ出し切れ!!!

残り少ないチカラで

最後のスパートをかける。

 

そしてゴール!!!!!

 

手持ちのサイコンでは

1時間27分45秒くらいのタイムだった。

ブロンズ獲得は確信できた。

 

想像ではゴール地点で

「やったぁ!!!」とガッツポーズを

とるのかな?と思っていたが・・。

 

現実はというと

ブロンズ獲得を喜ぶゆとりは全く無く

全てを出し切ったので、ゴールした後に

数分間動けず、その場に座り込んでしまった。

そして震えが止まらなかった。

 

数分間座ると

やっと少し動けるようになり

給水所で2杯の水を貰い

下山用荷物を受け取り

テント内で乾いた下着とジャージ、

レインウェアに着替えた。

 

下半身がきしむように痛む。

そしてよろよろと震える足取りで

後から登ってくる友達を待つために

レストランへ向かった。

 

そこでテーブルに着き

温かいコーヒーを飲んだ。

 

すると目から涙が

ぽろぽろと溢れてきた。

 

コーヒーを飲んで

やっと少し心が落ち着き

ブロンズを獲得した実感が

少しづつ湧いてきた。

 

良かった・・・達成できた・・

 

たかだか富士ヒルブロンズかもしれないけど

自分には本当にハードルが高かった。

 

2年前に初めてスバルラインを走った時は

平均速度11.5kmで

タイムは2時間以上もかかってしまい

平均速度が16km以上が必要な

1時間30分のブロンズなんて

絶対に無理だと思った。

 

それでもブロンズという目標を掲げ

一年以上気持ちを切らさずに努力し

そして今日の過酷なヒルクライムにも負けなかった。

 

・・・というか、あまりの寒さで

低体温の症状も現れ

本当にギリギリの戦いだった。

 

そう思うと涙が止まらず

ハンカチで顔を覆っていた。

 

やっと落ち着いた頃

今日病み上がりで

出走できなかった

友達から「結果は!?」という

ラインが入ったので

ブロンズ獲得と感謝を報告した。

 

サイコンからストラバアプリに

走行ログやタイムが自動アップロードされ

結果を見た友達やフォロワーさんから

たくさんのメッセージが届いた☆

 

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みんなありがとう☆



本当にありがとう(TT)

みんなのお陰です☆

 

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痙攣と低体温で追い込めていないが意地は出した

 

レストランで友達を待った。

1時間以上すぎた頃

やっと友達からゴール到着の

連絡が入り合流した。

 

友達からブロンズ獲得の

お祝いに温かい今川焼き

ご馳走になった(^^)

本当に美味しかった!!

 

そして極寒の下りを経て

スタート地点に戻る。

 

計測チップを返却し

タイムと順位入りの

完走証明カードをもらう。

 

公式タイムは

1時間27分37秒19

年代別順位は366位(1235人中)

上位29%の位置だ。

 

欲を言えばもっと上に行きたかったが

今日の最悪な天気と

調整失敗したコンディションの中

よく頑張ったと思った。

 

そして待ちに待った

ブロンズリングを

いただいた!!!!

 

ここで心から

「やったぁ!!」の声が出た。

ブロンズリングは

キラキラしていた☆

 

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ついに手に入れたブロンズリング

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ブロンズステッカー

 

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タイム



応援してくれたみんな

苦楽を共にしてきた自転車

そして自分をここまで成長させてくれた

富士ヒルクライムには

本当に感謝しかない。

 

最後に吉田のうどんを食べて

富士北麓公園を後にした。

 

こうして富士ヒル2019は

「ブロンズ獲得で目標達成!」

という結果で終わった。

 

車載動画はこちらです

 

www.youtube.com

 

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ブロンズ獲得者だけ購入できるフィニッシャージャージ


ブロンズのフィニッシャージャージも注文!

楽しみだなぁ☆

これを着てビールを飲みたい。

 

さぁ翌日から

富士ヒル2020のスタートだ!!

次の戦いは始まっている!!

 

この後は

韮崎・戦国ヒルクライム(甘利山)や

乗鞍ヒルクライムにつづく

富士ヒル当日の朝 いよいよスタート!!

いよいよ富士ヒル当日は明日。

 

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いよいよ出発!



前日に早く眠れるように

土曜日は午前2時に起きているから

眠れるはずなのだが・・

いろいろ考えてしまい

結局ほぼ一睡もできず

起床時間の2時過ぎになる。

 

もう開き直って起きる!

 

用意しておいた朝食を食べ

入念なストレッチをして

アップのために部屋でローラー台に乗った。

しっかりカラダを起こすのだ。

(寝ていないけど^^;)

30分回してじんわり汗が出てきた。

心拍も175くらいまで上げた。

 

汗を拭き本番のジャージに着替えたところで

ちょうど友達が迎えにきてくれた。

 

 

 

さぁ出陣だ!!

しかし外は・・・雨!!

 

1ミリくらいの降雨だろうか。

しっかりした雨だった。

 

天気が雨だろうと何だろうと

やるしかないのだ!

この日のために一年

努力してきたのだから!!

 

今年の駐車場は富士急ハイランド

駐車場にクルマを停めて

そこから雨の中

2kmくらい自走で

会場へ向かう。

 

会場に到着し

準備しておいた下山用荷物を預けた。

そこに残念ながら今日はDNS

友達夫婦が応援に来てくれた!!

本当に嬉しい!!

 

みんなとしばらく

楽しく話をしてから

ブロック整列に向かう。

 

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雨はシトシトと降り続く。

 

そして装備を見直す。

ドリンクボトルは2本体制。

いつもは晴天でも1本と半分で足りる。

そして今日は雨・・汗もそこまで出ないと思い

ボトル1本で臨むことを決める。

 

満タンに入った

もう1本のボトルの中身を全部捨てた。

これが後に大失敗に

なることになるとは!!!!!!

その時は思いもしなかった。

 

スタートはKウェーブ(第10ウェーブ)だ。

(誤認識防止のためI(アイ)はないのでKが第10)

 

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そしてスタート地点へ到着し

あとはスタートを待つだけとなった。

 

 

つづく

富士ヒルクライム2019 開幕

富士ヒルの1週間前。

疲労を残さずに刺激を入れていく1週間だ。

今までの疲労を取り除こうと

マッサージを受けることに。

 

マッサージ店へ行き

足に疲労が溜まっているのでお願いしますと伝え

60分のマッサージを入念に受ける。

 

・・い、痛い。

 

これはきっと疲労が溜まっているんだな、

我慢、我慢・・と痛いとは言わずに我慢した。

 そしてマッサージを受けた翌日。

 

なんと超絶な揉み返し!!!

 

下半身の筋肉が超痛い・・

やっちまった・・。

やはりマッサージが強すぎたのだ。

 

本来なら30分程度

刺激を入れるために

自転車に乗りたい所。

 

しかし痛みがとれず

無理に自転車に乗って痛めてしまったら

取り返しがつかないと思い

とうとう当日まで自転車に乗れなかった・・。

 

そして富士ヒル前日の土曜日を迎える。

痛みはなんとか引いた。

 

そして前日の土曜日は快晴!

 

今日が本番ならいいのにと思う。

明日の天気は怪しいのだ。

 

そして友達のSさんが直前に肺炎にかかり

なんとか完治したものの病み上がり。

明日出走するかは翌日の判断となり

体力温存のため私が

前日受付をすることを提案した。

 

そして富士ヒル2019開幕だ!!

ヒルクライムのお祭りだ!!

テンション上げ上げで

今日は私のコペンで友達と会場へ向かう。

 

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会場では自転車の試乗をしたり

自転車グッズのブースを見て回って

買い物をしたりとお楽しみがたくさん!!

本当に楽しい!!

日本中から集まった

ヒルクライマーばかり!!

 

そこで台湾KOMヒルクライムチャンピオン

ジョン・エブセン氏に出会い

しっかり写真撮影してもらった!!

細い!ムダがない!!

明日ジョン・エブセン氏も富士ヒルを走るのだ!

一体どんなタイムを出すのだろうか!!

明日の富士ヒルチャンピオンは誰なのか!?

こちらも興味が尽きない。

 

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ジョン・エブセン

 

富士ヒルフィニッシャーリング全7種類が

展示されている。

ブロンズリングをまじまじと眺め

明日お前を絶対手に入れてやるからな!!と

つぶやく。

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絶対獲る!ブロンズリング

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これ欲しい・・



前日エントリーを済ませ

吉田のうどんを食べて帰宅し

友達の家に行き荷物を渡した。

 

翌朝出発は3時30分!!!

起床は2時!!!!

 

早々と食事を済ませ

ゆっくりお風呂に入り

入念にストレッチをして

7時には床に入った。

 

いよいよ明日は富士ヒル本番!!

1年の成果を見せるときが来た!!!

 

つづく。

 

富士スバルライン試走 全4回

いよいよきた!!!

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さぁスバルラインへ



富士ヒルクライム

本番と同じコースを走る

富士スバルライン試走!!

 

昨年秋以来のスバルライン!

(この時はアルティメットライドのため

タイムは参考にならず)

 

あまりの高揚と緊張とプレッシャーに

前日は3時間しか

眠れなかった・・。

 

なぜ緊張するかというと

この1年間は

富士ヒルクライムのために

ずっとトレーニングを積んできたので

試走してみて

まったくブロンズ獲得タイム

1時間30分に届かなかったら

ヤバイっしょ・・・

という恐怖感からだった。

 

あのトレーニング量で足りたのか

足りていないのか

結果が数字となって表れる!!

 

1年間の重みが

1回目の試走にのしかかった。

ある意味、

本番よりも緊張したかもしれない。

 

友達のクルマに載せて貰い

スバルラインへ。

ブロンズ獲得の

ペース配分が記された

タイムシートを

自転車にしっかり貼り付ける。

 

 

いよいよスタート!

 

スバルラインの序盤

1合目(約5.6km)は

勾配が比較的キツいため(7%前後)

ここは抑えるのがセオリーである。

スバルラインは長丁場なので

ペース配分がとても重要!!

 

セオリー通り

FTPの90~95%程度の

パワーで踏み続ける。

恐る恐る5km追加タイムと

ペース配分のタイムシートを

照らし合わせてみた・・

 

ブロンズ獲得ペースより速い!!

 

去年5km地点通過タイムは

ブロンズペース20分23秒より

2分も遅い22分だったが

今日は何と19分30秒だった!!

 

たかだか5km地点通過タイムだが

嬉しくて仕方がなかった。

やはり努力は裏切らない!

 

それから順調に距離を重ね

ペース配分を意識しながら登り切った。

24kmはやはりキツかった。

 

タイムは何と1時間29分26秒!

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このタイムに+2分が富士ヒル参考タイム

絶対無理だと思っていた

ブロンズ獲得タイムを初めて達成!!

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嬉しかった・・本当に嬉しかった。

 

あと1カ月、もう少しトレーニングを重ね

体力を落とさなければ

憧れのブロンズが手に届く!!

 

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そして五合目で2分ほど待つと

友達も登ってきた。

五合目には同じショップで

同じピナレロに乗る

Mさんらもいてしばらく談笑した☆

 

こうして1回目の試走が終わった。

 

その後2回目の試走は

自分をロードの世界に

入れてくれたオカピーと走った。

この日は極寒で五合目に近づくと

降雨もあり地獄だった。

 

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本番はもっと地獄になるとは

この時は思いもしなかったが・・(^^;)

 

それから3回目と4回目は

月曜の平日休みに単独で走った。

いずれも1時間30分を少しオーバーしてしまった。

やはりブロンズ付近には分厚い壁がある。

 

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しかし、本番のプラス要因はある。

 

試走では下山用の装備を

バックパックに背負っているため重量が重いが

本番は予め下山用荷物は五合目に運んで

もらえるため装備が軽くなる。

疲労もしっかり抜けるのも

本番のプラス要因か。

 

その一縷の望みをかけて本番に挑む。

いよいよ富士ヒルまであと1週間に迫っていた。

 

 

10連休のプラチナウイーク

10連休のプラチナウイーク!

 

いろいろと予定はあるが

自転車に乗れる時間もたくさんある!!

 

友達は自転車で甲府から福島へ

旅立っていった・・

羨ましい☆

こっちも負けずに行こう!!

 

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林道も開拓

とにかく肉離れの遅れを

このプラチナウイークで

取り戻したい!

 

4月27日(土)

久しぶりの輪行に出掛けることにする

 

行き先は甲府から北杜を抜け

白樺湖と美ヶ原高原を経由し

松本がゴール☆

 

約135km2400mアップのガチンココース。

そして松本で一泊し、翌日電車で帰宅する。

 

当日の天気は曇り。問題ない!

順調に北杜を抜け山を登り

白樺湖に到着してしばらくすると・・

 

まさかの吹雪!!

 

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白樺湖 この後まさかの吹雪に

 

 

超絶な寒さだった。

4月だというのに・・。

ホント異常気象。

 

あまりの吹雪と寒さに

白樺湖で1時間ほど休憩した。

しかしあまり余裕のある

スケジュールではないので

車山高原へ向け出発。

 

ビーナスラインは絶景だった。

もう一回自転車で来ようと心に決める。

 

すると次第に天気は回復。

青空さえ見え始めた。

山の天気は変わりやすいというが本当だ

 

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美ヶ原高原で休憩。

きのこ味噌汁を食べる。

冷え切った身体が温まり復活した。

 

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きのこ汁

 

ここまでくれば松本までは下り基調なので

サイクリングを楽しむ。

そして松本の宿に到着。

輪行袋へ自転車を入れる。

佐渡の旅を思い出す☆

 

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走行ログ

 

松本で市内観光。

景観に配慮された

良い街並みだった。

 

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松本城

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翌日電車で帰宅


そしてその後の

プラチナウイーク中は

激坂の甘利山やみずがき湖や

昇仙峡など山を

精力的に走り込んだ。

 

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甘利山

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北杜市

 


そして富士ヒルまでいよいよ

1カ月を迎え

待望の富士ヒルクライム試走へと

出掛けることになる!

 

胸の高鳴りが抑えられない!

 

 

初参戦!ツール・ド・八ヶ岳

2019年4月14日(日)

ツール・ド・八ヶ岳

コースプロフィールは

 

●ツール・ド・八ヶ岳…25km  標高差1300m 平均斜度5.4%

富士スバルライン …  24km  標高差1270m 平均斜度5.2%

 

富士スバルラインとほぼ同じ!

まさに富士ヒル

プレ大会にはもってこい!!

 

みんな冬のトレーニングの成果を試しに

ここ八ヶ岳にやってくるのだっ☆

 

しかし私は直前にやってしまった

肉離れのために

全力でヒルクライムができるのか!?

というトレーニングの一環という

位置付けに(^^;)

 

レーニングの一環なので

前日もかなり走り込んでいる。

かなり疲労が残ったままのレースとなる。

 


何はともあれ2019年初戦

そして久しぶりのヒルクライムレース!

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会場駐車場



キラキラと輝く

たくさんのロードバイク

鍛え抜かれたカラダの

ヒルクライマーたちに囲まれ

自然とテンションが上がる。

 

しかしそんなテンションとは裏腹に

コースは直前の降雪により

八千穂スキー場より上の道路が

凍結により走行困難と運営側の判断により

あえなく25kmから15kmへの

コース短縮となってしまった。

 

でも故障明けで

体力も戻りきっていない自分には

このコース短縮は結果として

良かったかもしれない。

 

ここで無理をして再び肉離れなどを

起こしてしまっては

今度こそ富士ヒルへの影響は必至で

取り返しがつかなくなるからだ。

 

入念にアップをし友達と談笑し

スタート位置に整列をした。

 

すると、ある人物が

自分のすぐ脇を通っていった・・

 

あ!!兼松大和さんっ!!!!

 

兼松大和さんは

2017年の富士ヒルチャンピオンで

私が大好きで尊敬してやまない人物である!

会社のデスクにも兼松さんの

写真が貼ってあり

いつもパワーをもらっている☆

 

とにかくカッコイイ。

そしてヒルクライムが速い。

そして仕事も趣味も友達も家族も

何事にも一生懸命に生きる人だ!

 

兼松さんがあまりに好きすぎて、

似顔絵を贈りつけ

その縁で最近はメールの

やりとりもさせていただいていた☆

 

兼松さんがエントリーしていることは

直前にSNSで知っていたが

スタートで見かけたことでテンションが

さらに上がった!!

 

はやく登って兼松さんと話がしたいっ!!

 

そしてスタート!

試走もせずに本番を走る無茶ぶり!

でもやっぱりレースは楽しい!!

練習では出せないパワーが出る。

 

勾配は10%以上あったり緩くなったりで

思ったより緩急があった。

なかなかキツイコースかも!

 

FTP以上のパワーで踏むと

肉離れした所が怖いが、踏む!踏む!

 

オレスカバンド「自転車」

自転車♪自転車♪自転車♪自転車♪

漕いで♪漕いで♪漕いで♪のフレーズが

脳内再生されている

 

あと路面が悪かった!

パンクが怖いので

慎重にコースを選んで走る。

 

そして無事にゴール!

ゴールは八千穂スキー場だ。

タイムは55分09秒(53位/93人)

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雪の残る八千穂スキー場



タイムが良いか悪いかもよくわからないが

現状ではしっかり踏めたので満足だった。

 

肉離れがなければ、

もっと良いタイムが出せたはずだが、

タラレバはないので、この悔しさは

本番の富士ヒルに思いっきり

ぶつけようっ!!

 

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パワーにバラつきはあるが心拍はしっかり追い込んだ

 

そしてゴール付近で

兼松さんと兼松さんのチームメイトで

今回女子の部で優勝した

佐野歩さんを発見!!!

 

少し話をさせてもらい

写真を撮らせてもらった。

マジでカッコ良すぎ!!

 

目標を持って努力している人は

本当にキラキラしていてカッコイイ。

 

もし富士ヒル

目標のブロンズを達成できても

自分も兼松さんのように

常に目標を持ち努力を続けようと思った☆

 

ちなみにツールド八ヶ岳

走って、夕方から会社に出勤。

待ち時間が長かったので

頼まれたイラストを描いた。

レースに仕事にお絵かきにと

とても充実した一日だった。

兼松さんにも会えたし!

 

さあ富士ヒルまであと2カ月だ。

 

やってしまった!!肉離れ

2018年3月

寒さの峠を越え

春の足音が聞こえてきた頃

自転車もさらに

熱が入っていた

 

 

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3月上旬の河口湖

 

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リニアの見える丘

 

会社出勤前の5時に起床し

早朝に自転車

帰宅後にまた自転車と

負荷の高いトレーニングを

連日続けていたら・・

 

早朝の自転車トレーニング中に

左足ハムストリングに

違和感が発生!

 

痛みが走った訳ではなく

なんとなくの違和感だった。

それでも嫌な予感がした。

 

そしてその日の夜

激痛が発生!!

やはり違和感の予想は当たっていた。

 

翌朝すぐに整形外科を受診。

診断は軽い肉離れ。

ちなみに時間差で痛みが出ることが

あるのも肉離れだと教えてもらった。

 

肉離れの原因は

準備運動不足

寒さによる筋肉の硬直

筋肉の柔軟性不足

疲労の蓄積など

すべて当てはまっていた(^^;)

 

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肉離れ



でもバチン!と音をたてて

重度の肉離れをやったのとは違い

軽傷だったので不幸中の幸いだった。

 

しかしここから

2週間のトレーニング中断と

なってしまった。

 

レーニングを頑張りすぎていたので

少し休みなさいという

神の声ということにしておこう(^^;)

何事も前向きに捉えなくては!

気持ちを切り替えて休養に充てる。

 

そうして2週間が経過して

久しぶりに自転車に乗って

いつもの坂へ行ってみた。

 

うわぁああああ

全然登れねぇええええ!!!

やべぇええええ!!!

 

自転車は速くなるのは遅いが

遅くなるのは早いのだ(2回目)

 

って、落ち込んでいる暇はない!!

 

富士ヒルのプレ大会と位置づけて

エントリーしていた

4月14日のツールド八ヶ岳ヒルクライム)が

目前に迫っていた!!

 

すぐに1泊2日の

リハビリ自転車合宿を企画し

出発することにする。

 

ルートは

1日目は甲府から南下し沼津へ。

2日目は御殿場から山中湖、河口湖を経由して

甲府へ戻るルートだ。

2日で約280km。

とにかく長時間走ることで

ベースの体力を戻すことが先決だ。

 

肉離れは一度やると癖になるので

恐る恐るのロングライドだったが

問題なく走破できた。

 

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静岡県沼津市淡島

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河口湖



しかし強度がまだまだ足りない・・

そしてヒルクライムレース強度の

レーニングをすることなく

プレ富士ヒルと位置付けた

「ツールド八ヶ岳」のヒルクライム

迎えてしまうことになる(><)